スモールトーク
いつも心にはSNS

スマホでSNSを使いこなすのが時代のスタンダードのようです。Twitterは若向きで、Lineはおばさん好み、Facebookはオジサン用、Instaはおネエさんぽい印象があります。私は、後輩に尻を叩かれてTwitterとFacebookからスタートし、パソコンをベースにガラ携とタブレットの二台持ちが自分の落ち着くスタイルと心得てからはTwitterを捨て、Facebookに繋がらないと不便な人もいることに気づいてLineにも登録したあと、何かいいことないかとInstaにもアカウントを作ってみました。普段の私の使い方からすると、いつも必ず端末を持ち歩いているわけでなく、常に投稿をチェックしたりメールに反応したりできる状態ではないので、TwitterやLineだと気付いた頃には取り残されている感じがします。Facebookでも実際に返信できるのは翌日になることが当たり前で、反応の早い人から見ると間の抜けた投稿に見えることと思っています。ただ、それでも止めずに使っているのは、長く会う機会のない人達の様子を垣間見ることができたり、お互い遠く離れた者同士が同時に情報交換が出来たり、SNSにしかない便利さが確かにあるということです。それと、私の周りで意外と多いのは、一種のアリバイ作りであり絵日記的な公開メモであり行動記録であり、時間が経ってから自分の残した写真やキャプションを遡っていくと自分自身がいつ何をしていたか確認できることが便利に思う人がいることです。私はあまり感心しないのですが、いつ何処で何を食べたか記録に残しておくと、後で役に立つ人もいるかも知れません。ただ、いろんな投稿が本人の知らないところで収集され整理されていることは間違いなく、突然、面白い情報が飛び込んで来たり、不審な広告が表示されたり、意図的な攻撃や炎上も話題になり、無料で便利なSNSではあっても利用は一定の領域から大きくはみ出すのは難しそうです。公的な機関もある程度の線を引いて活用を図っているようであり、ビジネス利用のSNSも充実しているので、限界を弁えつつ気楽で面白い使い方を覚えるのも一つの流れかと考えています。
2019年9月10日