スモールトーク

まだらやけ

 二年ぶりのウエットスーツに体が収まるだろうかと心配でしたが、意外なほど簡単にジッパーも閉じることができました。セーリング協会の役員の方から市民体育大会参加の動員がかかり、最初に気になったのがサイズアップした自分の体のことでした。前日の開会式ぐらいなら…と思ったのですが、集合時間には別の用事が重なっていて、それならレース当日にということになりました。とは言うものの、皆と一緒にスタートも切れないようなレベルで、前のシーズンから船の点検もしていない状態では我が身の危険さえ感じてしまいます。週間天気予報によるとレース当日は“雨”でした。前日までは中止のつもりが、朝には日も射し程よい風にわずかの波で初心者向きのコンディションになりました。穏やかな海面に十数艇が参加したレースを本部艇から見ていると、今シーズン一番の日和りのように思います。海洋センターに戻って、わざわざ用意してあったソーメンと弁当を食べながら、慌てて日焼け止めを塗らずに海に出てしまい、ウエットの隙間が赤くなっていることに気がつきました。

2008年7月2日