スモールトーク
まだタッチパネルは使わない

携帯電話がスマートフォンに代わりノートパソコンがタブレットに代わり、キーボードよりもタッチパネルを使うことを考えたというWindows8が発売されてどんな使い勝手か気になりますが、事務所の実務で課題になっているのはXPのサポートが切れるのに先行して給料計算などの業務ソフトまでがサポートを止めてしまうと言われたことです。Windows8しか手に入らなくなる前に環境を整えておかないと入替が手遅れになりそうに思い、今のうちにOSをWindows7にアップグレードしておかなくてはと考えて見積を依頼したところ、価格からするとOSなら7より8がはるかに割安と勧められて話題の8にしようと一旦は傾きました。しかし、ど素人に業務用マシンのOSアップグレードは余りにリスキーと指摘され、ここはアドバイスに従ってたたき売りに近い価格で出ている7をマシンごと買い替えるのが無難な選択との結論を出しました。確かに、7のOSの価格に何千円かの上乗せをすれば現状より上のクラスのCPUを搭載したマシンが7のOS付で手に入ります。旧マシンを温存して新マシンにデータをセットアップするので作業を急ぐこともありません。当然、同じマシンでOSだけをアップするということになると、作業中はそのマシンの操作ができなくなるため業務の中断は避けられませんし、不都合が発生して元に戻すにもかなりの作業時間を要するといような不確定な要素も排除できません。もっとも、新と旧の両方のマシンで並行して業務を進めることができるのでのんびりしてしまい、セットアップしたところで一息はいってしまってデータの引越しに手を着けないまま日が経っています。実際は、今では添付されなくなったリカバリーディスク作成だけでもかなり時間がかかってしまい、ソフトやデータを引っ越すのは落ち着いて作業できる時間を確保しないと難しいようです。事務所としてはOSの変更は目的ではなく業務ソフトの選定と電子申請への取り組みが本来の課題と考えてその基盤づくりの段階です。
2012年12月1日