スモールトーク
オフィスのブラシュアップ

新事務所への移転がひとまず完了し、この7月20日を以って全面的に業務を再開しました。移転作業に伴い多くの皆様にご迷惑をおかけいたしました。それにもかかわらず、様々の方々からご支援ご協力を頂きましたことを有り難く受け止めています。
今回の事務所移転にあたり、引っ越し作業を物の移動として簡単に考え、基本的に机類と書棚とパソコンと思っていたところ、意外なほどに書籍・資料や帳簿類の整理に手こずりました。そして、それ以上に準備不足で思い通りにできなかったのが電話・ファックスやインターネット・パソコンの設定で、いまだに大きな課題をいくつも抱えたままです。それと、移転のお知らせや登録・届出の手続が遅れ気味になってしまい、まだ届出漏れや案内忘れがあるのではないかと不安を残しています。特にインターネットは、建物には光ケーブルが繋がっていても実際の開通には時間がかかるため応急的にモバイルWiFiを使わざるを得なくなり、電話との利便性や経済性を整理して長期的な選択を再検討すべき状態で立ち止まってしまいました。電話の設置にも予想外の手間と経費がかかり、電話とFAXの位置を少しずらすつもりで返事をしたら当然のように何万円もの請求が上乗せされるなど、全てに準備不足を痛感させられています。
オフィスの移転は業務内容や環境変化に応じて必要不可避とはいえ、あまり頻繁に繰り返すことは時間的にも金銭的にも負担感が大きく、できる限りはこの場所で落ち着きたいと考えています。本来なら、昨年秋からのe-gov仕様公開による労働社会保険の電子申請に取り掛かる時期に来ており、今年の事務所の課題はIT環境の整備と申請ソフトの導入を一番に考えるべきところ、受身の移転のために膨大な時間と経費を割かざるを得なかったことは確かです。せっかくのこの機会を事務所にとって意義あるものとなるよう、今年の後半は事務所の見えない部分を鍛え上げることにも意識を集中していきます。
2012年7月27日