スモールトーク
ステイオフィスでテイクアウト

気候のいい時期にもかかわらず、コロナ感染を避けて多くのイベントが中止になり、ちょっとした用事で外出するのも控えめにする日が続きました。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、すべての制限が緩和されたわけでなく、これから先の対応が大事になってくると思います。私たちの事務所は緊急事態宣言発令中も休業要請の対象となる事業ではなく、むしろ対象企業の支援にあたるべき立場にあって、できるだけこちらからの訪問は控えつつも、雑務に追われて事務所にいる時間は長くなりました。せっかくの時間なので読みかけの書籍の片づけや積み重なった資料の整理など何とかしなくてはと考えながら、できそうな事が沢山ある割には自分の周りだけが雑然とした状態になっています。こんな風に、いつの間にかステイホームどころかステイオフィスに近い日が続くと、テイクアウトの案内が気にかかるようになってきました。松任や美川、粟津や大聖寺など、全てを食べ尽くすのは無理ですが、もう一つ別のも食べてみたかったと思うようなメニューです。作っている皆さんも力が入っている様で、これまで行く機会のなかった居酒屋さんなど上手にお店をアピールされているのが分かりました。いつまでも続いては困るテイクアウトですが、少しは残って欲しいところです。考えてみれば、普段も当たり前にテイクアウトしている焼き鳥屋さんなどもっと利用すべきお店があったこともまた一つの再発見でした。武漢コロナに関してはワクチンも治療薬も開発されていない現状からすると、緊急事態宣言解除もこの先しばらくは一般的なリスク回避が必要であり、テイクアウトやテレワークに限らず、自粛に馴染む仕事ぶり暮らしぶりが定着するのかも知れません。
2020年5月29日