スモールトーク

リハビリ介護

 とうとう、一人暮しをしていた高齢の母親が入院してしまいました。石油ストーブに灯油を補給しようとして物置の入り口で転倒し、左大腿骨を骨折したのです。乗用車の座席に腰掛けるのは無理な様子で、呼ぶのを嫌がる救急車で病院に担ぎ込まれ手術を受けることになりました。「三日ほどしたらリハビリ」という治療計画でしたが、術後は原因不明の発熱が10日以上も続いて会話も一時は意味不明の状態となり、入院中の介護認定を奨められました。
 熱が下がって次第に意識が落ち着き会話が成立するようになると、本人は回復後の帰宅を望むようになったのですが、そこで心配なのが食事やトイレ・入浴など元の日常生活にどこまで戻せるかという点です。さすがに、症状が安定しないうちの介護認定には真剣に取り組んでもらえず、見極めがつくころまで退院を延ばすことになりました。楽観的に過ぎるのかもしれませんが、お見舞の方々からの励ましを戴きながら、季節が良くなるのに合わせて少しでも回復が進むことを期待しています。

2008年3月4日