スモールトーク
人力ナビ

一度は行ってみたいと思いながらなかなか行く機会のない出雲ですが、今年こそと二泊三日の計画を立ててはみたものの、やはり無理をしないということで行先が伊勢に変更になりました。車でのんびり走るつもりなので、もうじき舞鶴若狭自動車道が開通する予定もあり、それからでも遅くないとの結論です。梅雨の前半なら伊勢でも強い雨には遭わないと見込んでいたところ前の週末は豪雨のニュースが流れて、梅雨明けには早過ぎるし時期を誤ったかと様子を見ているうち気象予報はベストコンディションになってきました。出発は夜の明けるのが早いので準備も楽で、日中の陽射しが上から来るせいで車内への直射が少なく普段は小言の多いナビもご機嫌で、車から出ればまだ風には心地よい涼しさがありました。少し時間的にゆとりもあるのでルートをどうしようかと相談していたら、知多半島の半田市にある新見南吉資料館まで行けないかという話になりました。それなら、もっと先の羽豆岬までと変な考えが持ち上がり、調べれば、師崎から伊良湖、伊良湖から鳥羽、乗り換えですがフェリーが通っていることが分りました。なぜかバスより船を好むナビもすぐ同意して、船旅を交えてのドライブは気分的にもゆとりたっぷりのコースになりました。途中、名古屋市内のルートが不安でしたが、地図を読めない助手席のナビとタブレットPCでも無事に通り抜け、乗り換えで待ち時間を考えず到着が遅くなった鳥羽港も日没には時間を残し、伊勢に入るのは次の日にしてこの日は伊勢海老を食べて温泉に浸かって、いつも以上にのんびりとした時間を過ごすことができました。
2014年7月5日