スモールトーク
廃車前に最後の車検

この冬は雪が多いような予報も有りますが今のところ霰にも出くわすことなく、ずっと長く秋が続いているような気がして冬支度が後回しになっています。気温は平年並みかやや低めで、降水量は平年並みかやや多めということなので、この先はだんだんと気温が下がり降れば雪になることが多くなりそうです。昨年はタイヤ交換を11月中に終えてしまい、木の枝も切り詰めて縛り上げていたのに、春に向けた花壇の手入れも何もせずに秋が終わってしまいました。これには言い訳が有って、実は自動車の入れ替えを予定していたのに、昨年の春に発注した車の納車が遅れていて、これまで使っている車の車検を受けざるを得ず、先ずこの車の冬タイヤを発注するところから計画変更したので、何となく動きが鈍くなり想定外に時間を取られたため全てに対応が遅れてしまったのです。武漢に始まったコロナ感染拡大に起因する半導体不足から自動車の生産が遅れていることは聞いていましたが、前回の車検を終えて暫らくしてからの発注だったので、まさか次の車検にも間に合わないとは想像もしていませんでした。やむを得ず車検を受けることになってしまったので、遅れたついでに発注した車のグレードを上げようかと相談したら、ここでグレードの変更をかけることはキャンセルと再発注といて扱われるので、これから更に1年半以上も納車が遅れてしまう惧れがあるということで、結論は待つよりほか術はないということになりました。ところが、先日、車検を終えた後のことですが、メーカーからのリストに発注した車の生産計画が載っているので年内には納車の見込だという連絡が入りました。これは良い知らせと受け取るべきなのか、そうではないと考えるべきなのか、車を傷めることが多い季節を前にした納車は手放しで喜ぶことではないように思いますし、今の車両の車検や冬タイヤの支払いも終わらないうちに次の車両の支払いが重なってしまうと金銭的な負担感も厳しい感じがします。ただ、聞いてみると、今の車両の冬タイヤは次の車両にも使える見込みなので無駄にはならず、もしかしたら10年以上をかけて20万キロを超える距離を走った今の車でも少しくらいの値段はつけてもらえそうなので、新車で新年と思い、できるだけ気持ちのいい納車にしたいと考えています。また、満身創痍で走り続けた今の車ですので、もうしばらく、最後まで大事に使いたいと思っています。
2022年12月3日