スモールトーク

思春期並みのストレス反応

 コロナが終息して日常の暮らしに戻っていると思っていましたが、実際はそうではなく、コロナが日常の生活に溶け込んできたと考えた方がよさそうです。給料計算をしているとコロナ感染を理由とする欠勤は殆どなくなり落ち行いて見えるのですが、これは風邪とか病欠とかと同じ扱いで特別な扱いをしていないので気がつかないだけだったようです。インフルエンザも同様で、症状が軽くて検査をしなければ本人は風邪と思って仕事を続けることもあるようです。だから、コロナやインフルエンザと認識しないまま感染が広がっているということになるのかも知れません。もちろん、ピーク時と比べると感染は減っていて危機感を抱くことはなく、症状も比較的穏やかになっていているので、日常の暮らしの中で対応できるようになってきたのだと思います。こんなことを考えたのは、私自身が、発熱と腹痛で仕事を休んだからです。発熱といっても普段から36度台半ばの体温が37度を少し超えるくらいの微熱で、初めのうちは感染症を考えることなど有りませんでした。むしろ、重く鈍い腹痛で気分が悪く、胃の調子が良くないのかと食事を抜いて暫く辛さを我慢していました。そのうち、寒気がして便意を催してきたのでトイレに入ると急に体の力が抜けるような感じになり、視界は薄暗くて額に脂汗が滲み動く気もしなくなりました。そのままじっとしているうち時間が経つと元に戻り楽になったので、近くのクリニックで診察をお願いしました。トイレでの出来事は血管迷走神経反射といわれるもので、血圧も心拍数も極端に低下していたそうで、失神することもあると言われました。ストレスや疲労蓄積が原因と考えられ、一つの前駆的症状としては腹痛も挙げられていることからこの症状と判断されました。後遺症はないそうですが、再発はあるということでした。予防は明解に休息ということです。ただ、自分で気になるのは腹痛が治まらないことで、胃薬を出してもらったのですが強すぎて胃液が戻るような感じになり、微熱といっていいレベルでの発熱も落ち着かないままで、何か感染症と関係あるようなものではないかと不安が残ります。高熱ではないので、事務所にはできるだけ顔を出さず、なるべく別室で仕事を続けるようにしたいと考えています。このあたり、コロナ期にテレワークの手法を真剣に取り入れていれば、もっとスマートな仕事のスタイルも確立できたかもしれないと、今になればコロナの反省点です。