スモールトーク
揃い咲き
気温の低い日が続いたせいか、今年は春の花が遅く初夏の花が咲くころまで同時に見ることができました。日頃の手入れが悪いので、雑草も茂ってたくさんの花をつけてしまいましたが、ヒヤシンスやチューリップが終わらないうちにアイリスやカリフォルニアポピー・ビオラ・ベゴニア・クレマチスまで開いて、ゴールデンウイーク後半は不思議な賑やかさでした。いつもなら早く散ってしまうモクレンもハマナスやウツギの咲く頃まで残り、こんなに咲き揃うことが分かっていれば秋のうちに少し枝を整えておけばよかったかと反省です。それでも、花が咲くと嬉しいもので、調子に乗ってナデシコとアオキの苗を買って植えてしまいました。後の面倒も考えずに…と言われながら、今のところ雨が多く何もしないままでも大丈夫のようです。
先日、葡萄づくりをしている方と話をする機会があり、お尋ねすると、いい葡萄をつくるために専門家を呼んで指導を受け、一枝一枝、一粒一粒、日当たりや成長を考えて剪定したり薬剤を使ったりしているということでした。それと比べて、我が家に植えられた木や花は伸び伸びと育っていますが、もう少し世話をしないと気の毒な気がしてきました。まずは、夏の花、植える時期や咲く時期が難しそうですが、ちゃんと手入れをしてお墓参りに使えるような切り花づくりに挑戦してみようかと思っています。
2010年6月3日