スモールトーク
春になったら

雷鳴もなく始まった週末の降雪は思いのほか長時間にわたって続き、事務所の近くに契約している月極駐車場は大雪原となっていました。新雪の駐車場へ四駆に切り替えた車で思いきり突っ込むと、ドリフト気味に横へ流れて勢いが落ちたくらいのタイミングでいつもの駐車スペース辺りに辿り着きました。他に車は無く地表のラインも番号も雪に埋もれて見えないので、大雑把に見当を付けて雪の中に停めました。除雪されていない駐車場に一台だけ止めたことが目立ったようですが、それより、ちゃんと自分の駐車位置に一発で入れたことの方を褒めて欲しい気分でした。降り続く雪と除雪の山で翌週の週明けにはバンパーの高さを超す積雪になり、いつもの駐車場は諦めて「空」表示のコインパーキングを目指しましたものの雪で入庫できる状態でなく空きになっているだけでした。他の人達の車はどうしたのか、この週末までずっと除雪しないままのスペースが目立ったのは、自動車通勤からバスか何かほかの手段に切り替えたのか、乗り合わせているのか休みを取っているのか、多くの人は一週間ぐらいなら除雪を凌ぐ対応策を持っていることに不思議な気がする雪の駐車場でした。
雪で身動きが取れなくなると、雪が解けたら…、という思いを巡らせてしまいます。出来ないことは諦めて気持ちを落ち着け、春になったら何をしようかと考えると、これまで思いついては忘れてしまったようなことが多くあって、ちゃんと取り組んでみようかと思います。その一つが、労働社会保険や人事労務管理についての講座を少人数でのワークショップ的なアプローチで開講してみたいということです。これまでもセミナー開催についての希望は寄せられていて、実際に時間を決めて会場を借りて講師を手配しても、受講者が集まるのかというとそれぞれの都合があってうまくいかないという結果でした。それなら、初めから少人数で企画すれば無理な集客や過大な費用負担も軽減され、講師も対応がし易いだろうという考えです。受講の希望があることが大前提ですが、この春の一つの企画として実現したいと思います。
2018年3月17日