スモールトーク

消費税より入湯税

また消費税率がアップしますが、この時期に合わせて自宅のボイラーが故障しました。何度も修理を繰り返していて、これ以上に修理するより入れ替えた方がいいというアドバイスを受け、工事の見積をお願いしたところ、増税前の工事が立て込んでいて実際の工事は増税後でないと難しいとのこと。こうなると思い出すのは、いま住んでいる家の工事のことです。30年近く前ですが、この時は消費税が創設された直後だったと覚えていますが、まだ金利が高い時期に長期の住宅ローンを組んだら返済の多くは金利に回り元金は年に数万円で、数十万円の消費税分を返済するのに、金利が下がって借り換えするまで7年も8年もかかったことがあります。今回、長期のローンにするつもりはありませんが、どうにも消費税増税とは巡りあわせが良くありません。
暫らく風呂に入れなくて、仕事帰りに温泉(銭湯)に寄って入浴しています。あちこちに温泉を掘って湯が出ているので、車に風呂の道具を載せておいて少しずつ帰り道を替えて入ったことのない温泉につかるのが面白くなってきました。休みの日には車で少し遠出して明るい時間に大きな湯に浸かるのも楽しみです。古くから夏の湯治場として人気の中宮温泉など、今期の営業が終わらないうちに一度くらいは行けないかと考えたり、粟津も山代も片山津も山中も立派な総湯が整備されているので順番に廻ってみるのもいいかと思ったり、山手の村々が合併する前に作られた鳥越や大門のほかかつてのスキー場の近くにある吉野谷や一里野や白峰などのほか、海岸沿いだと安産や徳光や少し奥に入って川北や辰口・九谷・涌泉寺など、修理が終わるまでに廻りきれない気がしてきました。ただ、少し気になるのは、入浴料も消費税が加算されるとアップするのか、或いは既にほかの税金が大きく加算されているのか、一息入れるにまでは税金を忘れてならないようです。

2019年10月10日