スモールトーク

石橋の叩き方

商工会からのお勧めがあって「いしかわ創業塾」に参加させて戴く機会を得ました。毎週土曜日の9時30分から4時30分まで、5週連続はハードでした。私自身、社会保険労務士事務所を開業して3年になり仕事を全般的に見直す時期かと思っていたことや、新規の開業・創業や廃業・再生・世代交代などに関わる相談が重なったこともあって、ちょうどいい機会だと考え参加を申し込みました。当然のことながら、受講生はこれから創業をめざすサラリーマンが多いものの、私も含めて何人かは既に開業している人も混じっていましたが違和感なく受講できました。ご指導の多田先生のおかげで受講生がよくまとまり、お互いに十分の力量以上の意思と知恵を身につけ、将来に向けての頼もしいネットワークが形成されたように感じています。
 創業の心構えとしてセミナーの最初に、“失敗を恐れることはないが、してはならない失敗もある”と言われ「石橋の叩き方」は身に付けておくべきことと心得ましたし、“限られた資金と限られた人材という条件の下で、自分を磨き自分を生かす”というのは、事業の継続にとってこそ欠かしてはならないことと受け止めました。

2007年9月1日