スモールトーク

能登半島沖地震

この度の、能登半島沖地震では皆様からお見舞い・ご心配をいただき、有り難うございました。心より御礼を申し上げます。

 休日の朝のゆったりとした時間に揺れが来ました。実際の時間より遥かに長く地鳴りと揺れが続いているように感じ、立とうか座り込もうかという判断にも時間がかかりました。しばらく、電話も携帯も発信規制がかかっていた様子で連絡がとれず、ニュースでは富山県の報道ばかり入ってきたのは少し困りました。私の生活している地域は、石川県でも南よりで震源地から離れていたため、被害というほどの被害は発生しておりませんが、今でも、たび重なる余震に、もっと強く揺れたらどうしようと不安になってしまいます。

 地震の数週間前、震源に近い門前(今は輪島市に合併)まで蕎麦を食べに行ったのですが、本当に若い人は少なく、善哉を出してもらった総持寺の修行僧とイベントのお世話をしている町の職員より他はお年寄りばかりという感じでした。観光と公共事業でなんとか成り立っている地域のようです。当面のご支援は必要なはずですが、自分の足で立つこととも大事かと思います。今すぐでは厳しいでしょうが、落ち着いた頃を見計らって、できれば二泊か三泊ぐらいの予定でゆっくりとお越し戴くと歓迎されるのではないでしょうか。

2007年3月29日