スモールトーク

麻酔をせずに胃カメラ健診

二年ぶりに健康診断を受けてきました。昨年は何かと落ち着かないことが多くて受診できず、今年は申込が遅れれて春から夏にかけて病院の日程が埋まった後で受診が十月になってしまい、実質的には2年数ヶ月ぶりの受診になりました。この期間は体調の変化や大きな病気もなく診察のため病院に行くようなことはなかったのですが、町内会の用務が続いたことなどあって外を歩く機会が減って体を動かすことも少なく、運動不足という面から気になるところはありました。健診当日のドクターからの説明では、コレステロール値などギリギリの数値が出ているものの問題はなく、これまでの状態を維持できればそれでいいとのことで、まずは安心というところでした。ちょっとメタボ寄りの体型に見えるドクターなので少しは緩めの判定かと思いながら、ギリギリと言われた数値の改善を目標に、自転車に乗る時間ぐらいは作りたいと考えているところです。
 日程がとれないほど多くの受診者のいる健診ですが、初めての胃カメラ健診を思い出すと随分と楽になりました。最初に胃カメラを呑んだのは小松市内の公立病院で、今よりもかなり太いチューブが使われていたように覚えています。メガネを外してから壁の張り紙を読んでおいて下さいと言われて困ったり、隣の老眼の方は配られた説明書を読めなかったり、十年前の健診は不安だらけでした。不安だったので次の年は別の病院に行ったところ、麻酔のせいか午後になってもぐっすりと眠りこんでしまい、「あの人まだ寝ている」という声が遠くから聞こえるまで気がつかなかったこともありました。ここ何年かは麻酔を使わず受診することを勧められそれに従っています。何年かのうちにチューブは細くなり素早く検査して時間も短縮され、薬も減っているので体の負担は軽くなっているはずです。

2015年11月1日